ED
年齢を重ねるにつれて、「勃起しにくくなった」「中折れしやすい」「自信が持てなくなった」といった悩みを抱える男性は少なくありません。こうした症状はED(勃起障害)と呼ばれ、決して珍しいものではなく、多くの方が経験されている身近なお悩みです。
EDは、年齢だけでなく、ストレスや生活習慣、糖尿病・高血圧といった持病が関係していることもあります。当院では、プライバシーに配慮した環境で、患者さまのお悩みを丁寧にうかがい、状態に応じた治療法をご提案しています。
「薬に頼るのは抵抗がある」「誰にも相談できない」と感じている方も、まずは一度ご相談ください。治療により前向きな気持ちを取り戻される方も多くいらっしゃいます。
ED 治療(内服薬)
ED(勃起障害)の治療には主に内服薬が使われます。これらの薬は、陰茎の血流を良くして勃起をサポートする働きがあり、性行為の前に服用することで効果を発揮します。効果の発現時間や持続時間は薬によって異なりますが、服用後30分から1時間程度で効果を感じる方が多いです。
当院で扱う代表的な内服薬には、バイアグラ(シルデナフィル)、レビトラ(バルデナフィル)、シアリス(タダラフィル)があります。バイアグラは効果の持続時間が約4〜6時間と比較的短めで、早めに効果を実感したい方に適しています。
レビトラはバイアグラに似ていますが、食事の影響を受けにくいのが特徴です。
シアリスは効果が長く、24時間以上持続するため、より自然なタイミングでの性行為を希望される方に向いています。
副作用としては、頭痛、顔のほてり、鼻づまり、消化不良などが起こることがありますが、多くの場合は軽度で一時的です。ただし、心臓病などの持病がある方や、硝酸剤を服用中の方は内服ができないため、事前に診察と問診を必ず行います。
安心して治療を始めていただけるよう、一人ひとりの状態に合わせた薬の選択や使用方法のご説明を丁寧に行います。まずはお気軽にご相談ください。
治療後の経過及び考えられる合併症、リスク、禁忌事項について
頭痛、顔のほてり、鼻づまり、消化不良、めまいなどがあります。
心臓病や重度の血圧異常がある方、硝酸剤など特定の薬を服用中の方には使用できません。また、過去に脳卒中や心筋梗塞を起こしたことがある方も慎重な判断が求められます。
料金表
包茎手術
包茎は見た目の悩みや衛生面の不安、場合によっては性交時の痛みや炎症の原因になることもあります。包茎手術は、そのような不快な症状を解消し、清潔で快適な状態を取り戻すための安全な治療です。
当院では患者さまの状態やご希望に合わせて、丁寧にカウンセリングを行い、負担の少ない手術方法をご提案しています。術後のケアも万全で、安心して治療を受けていただける環境を整えております。
包茎でお悩みの方は、まずはお気軽にご相談ください。
治療法
仮性包茎、真性包茎、嵌頓包茎のいずれの状態であるかを診察にて判断し、手術にて改善する治療法です。陰茎ブロック麻酔および局所麻酔後に、陰茎包皮をデザインに沿って切開します。余剰な皮膚および皮下組織を切除し縫合することで亀頭を露出させますが、勃起時の疼痛や性交時の違和感が出ないよう包皮切除幅や縫合線の位置を決定します。また、縫合線は亀頭のすぐ下の部分になるようにし、整容的にも機能的にも改善するようデザインします。
創部を縫合後、陰茎全体を包帯にて圧迫固定とします。術後に、抗生物質の内服薬と外用薬、痛み止め、胃薬等を処方いたします。
術後の流れ
手術の翌日または翌々日にご来院いただき、創部の診察を行います。
縫合した部位は、2日間(手術当日および翌日)は濡らさないようにしていただきますが、3日目からは水やお湯で洗浄できるようになり、ご自身でも軟膏処置を毎日していただきます。術後7~10日で抜糸のためにご来院いただきます。
術後の経過及び考えられる合併症、リスク、禁忌事項
術後の腫れおよび内出血は必ず出現しますが、通常1~2週間で引いて目立たなくなります。腫れが完全に落ち着くまでは3~6か月を要します。
考えられる合併症・リスクとしては、赤み、固さ、拘縮(ひきつれ)、感染、皮膚壊死、左右差等が挙げられます。麻酔薬やその他の薬剤アレルギーをお持ちの方、妊娠中の方(またはその可能性のある方)、抗凝固剤服用中の方は手術をお受けすることが出来ない場合がありますので、診察時にお尋ねください。
料金
仮性 | 真性 | |
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包茎手術 | 275,000円 | 385,000円 |